Cubox-i, HummingBoardに共通に使えるインストーラであるIgnitionが登場しました。これまでは、ソフト毎にインストール方法がまちまちで大変でしたが、このインストーラに対応するディストリビューション/アプリケーションが増え、いろいろなものが簡単にインストールできるようになりました。
(16) CuBox-i/HummingBoardの簡単インストーラー Ignition が登場
この中にも記述があるが、このignition自体も最初にSDに書き込む必要がある。
CuBox-iやラズパイなどの機器では、SDに起動ソフトを準備することには違和感があるようで、トラブルの問合わせになることも。
ここにま基本の部分をまとめておきます。
スピードが問題になることもあります。クラス4でも通常の動作は確認できていますが、コスト上許せるならばクラス10を使われることをおすすめします。
実際のインストール手順をこれから述べていきます。
1. インストール用のSDカードを生成します。
Windowsでインストールをする場合は以下のようにします。ここでは、例としてignitionにしていますが、他のイメージをダウンロードしてきた場合も同様です。
(1) PCのブラウザを使ってインストーラのイメージをダウンロードしてきます。
http://download.solid-run.com/pub/solidrun/Ignition-imx/6-nov-2014/ignition.img
(2) Win32DiskImagerを使ってSDカードにこの ignition インストーラを書き込みます。Device がSDのドライブです。USBメモリ等を挿している時に間違うと破壊してしまうのでドライブをよくチェックします。下のWriteをクリックすると書き込みされます。
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PCのLinuxでインストールをする場合は以下のようにします。
(1) PCにインストーラのイメージをダウンロードします。
$ wget http://download.solid-run.com/pub/solidrun/Ignition-imx/6-nov-2014/ignition.img |
(2) SDカードにインストーラを書き込みます。
$ sudo dd bs=4k conv=fsync if=ignition.img of=/dev/sdf |
(/dev/sdfの部分は、実際にSDカードがアサインされているデバイス名に置き換えてください。)