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25日 5月 2014

今、注目の超小型コンピュータたち (12) CuBox-i にXBMCメディアプレーヤーOpenELECが登場

ディアプレーヤーのXBMCでは、GeeXboXとXbianをとりあげ、インストールと初期動作の検証をしました。ここで第3のXBMCもご紹介します。


 

当初のバージョンは、CuBox-i1では動作しませんでしたが、改良されi1でも充分楽しめるようになりました。

これもまず最初にお断り。OpenELEC(Open Embedded Linux Entertainment Center)も現時点(2014年5月20日)でCuBox-i1には非対応となっているので注意されたい。

メディアプレーヤーのXBMCでは、GeeXboXとXbianをとりあげ、インストールと初期動作の検証をした。ここで第3のXBMCも紹介してみたい。

OpenELECの最大の特徴は「軽い」ことです。まずはイメージファイルを見てびっくり。通常のアプリは大体が1GB位あるのに、OpenELECでは300MBほど。4GBのSDだと思いっきり余ってしまいます。

OpenELECは、対応アーキテクチャーの多さでは抜群で、マザーボードから自作する派の人たちにも人気のアプリとなっています。

OpenELEC-4.0 がすでにリリースされており、先行したハードウェアプラットフォームでは動作が確認済みとのことだが、CuBox-i4Proではつい最近(2014.Apr) サポートされたばかりです。(記事参照)

http://openelec.tv/news/20-project/117-solidrun-cubox-i-support-is-coming

 

今回検証するバージョンは、OpenELEC imx6 builds with XBMC-14 (Helix)です。

 

(OpenELEC_Helix-Cuboxi.arm-devel-20140516182119-r18414-ge5fc992)

現バージョンも安定版ですらないとのただし書きがあります。新しいリリースがでたらどんどんと入れ替えていくのがよいのでしょう。なお、コンテンツなどはバックアップがとれるので引き継げます。せっかく軽いことが特徴なので、CuBox-i1でも走らせられる日も近いことを祈りたい。

 

 
最初の起動画面、立ち上がりは早い
最初の起動画面、立ち上がりは早い

インストール

 

インストールは2通りがサポートされている。いつものようにイメージをSDにフラッシュする方法と、フォーマットしたSDに必要なファイルを転送し、起動用のU-Bootの設定をする方法です。

 

(1)イメージをSDへフラッシュする方法

まずはビルドイメージをダウンロードしてきます。

http://snapshots.openelec.tv/

wget http://snapshots.openelec.tv/OpenELEC_Helix-Cuboxi.arm-devel-20140516182119-r18414-ge5fc992.img.gz
 (2014.05.20時点の最新を選んでいます。すぐに更新されます。適宜読み替えてください)
解凍してイメージファイルにします。
gunzip http://snapshots.openelec.tv/OpenELEC_Helix-Cuboxi.arm-devel-20140516182119-r18414-ge5fc992.img.gz
SDカードを挿しこみ、mountコマンドでマウントポイントを確認します。そして一旦umountします。
umount /dev/sdc1
 SDカードへddコマンドで書き込みます。いつもの注意です。ddは間違うとPCのディスクを破壊して直ちに使えない状態となります。リターンキーを押す前に再度確認しましょう。ここで、/dev/sdXと表記しているのは、SDカードのマウントポインタで、mountコマンドで/dev/sdc1のように表示された時にはsdcとします。
dd if=OpenELEC_Helix-Cuboxi.arm-devel-20140516182119-r18414-ge5fc992.img of=/dev/sdX
 少し時間がかかりますがコーヒーでも淹れながら落ち着いて待ちます。プロンプトが返ってきたらSDの中身をチェックしてみてください。
これでSDカードは仕上がりです。
 
(2)マニュアルでSDへ書き込む方法
いつもほぼ同じやり方ですが、また復習を兼ねて一歩ずつキーボードを進めましょう。
tarファイルをダウンロードしてきます。
wget http://snapshots.openelec.tv/OpenELEC_Helix-Cuboxi.arm-devel-20140516182119-r18414-ge5fc992.tar
tarコマンドで解凍します。
 (ファイルは、2014.05.20 時点の最新を選んでいます。すぐに更新されます。適宜読み替えてください)
tar xf OpenELEC-Cuboxi.arm-devel-20140424001007-r18233-g40add36.tar
解凍したディレクトリへ移ります。
cd OpenELEC-Cuboxi.arm-devel-20140424001007-r18233-g40add36
SDカードを挿し、mountコマンドでマウントポイントを確認します。ここでは、/dev/sdc1だっと仮定します。
ddコマンドを使って内容を一気に消去します。ddコマンドを使う際はくれぐれも入力間違いのないことを確認しましょう。
sudo dd if=/dev/zero of=/dev/sdc count=10000
fdiskコマンドでパーティションを作ります。今回は、offset 2048からスタートする150MBと残り、2つのパーティションを作成します。聞かれることに対応して以下の数値を入力していきます。
(同じ結果を作成するのに、Gpartedなど他の物を使用してももちろんOKです)
sudo fdisk /dev/sdc
n
p
1
2048
+150M
n
p
2
<return>
<return>
t
1
b
最初のパーティションを vfat フォーマットします。
sudo mkfs.vfat -n System /dev/sdc1
残りを ext4 でフォーマットします。
sudo mkfs.ext4 -L Storage /dev/sdc2
パーティション1を /mnt にマウントします。
sudo mount /dev/sdc1 /mnt
Kernel と System を SDカードにコピーします。
sudo cp target/KERNEL target/SYSTEM /mnt/
続いてbootloader config をコピーします。
sudo cp 3rdparty/bootloader/uEnv.txt /mnt/
DeviceTree Board configuration をコピーします。(街頭するハードウェアのものだけでいいのですが、ここでは全部を転送しておきます)
sudo cp 3rdparty/bootloader/*.dtb /mnt
以上で転送は終了したので umont します。
sudo umount /mnt
最後にブートローダーを書き込みます。ここが一番はまりやすいところでもあります。ここがちゃんと書き込まれていないと、CuBox-iに電源をいれてもブートしないのでフロントのLEDが光りません。
このブートローダーは通常のファイルシステムでは見えないのではまりやすいわけです。
以上でSDが完成です。
sudo dd if=3rdparty/bootloader/SPL of=/dev/sdc bs=1K seek=1
sudo dd if=3rdparty/bootloader/u-boot.img of=/dev/sdx bs=1K seek=42
書きこみの済んだSDを、CuBox-i4本体に差し込み、ケーブル類も接続して電源をつないで起動します。初回起動時は、設定画面が出てきますので自身の環境に合わせて設定します。インターナショナルで言語や地域等の設定を行います。この変更が終わると日本語表記になります。ただし、気温は他のXBMC同様で°FとなったりするのはどのXMBCでも同じです。
SYSTEM menuのSystem infoを見ると割り当てられている自IPも確認できます。
それでは早速、DNLAサーバーへ接続してビデオを再生からトライしてみましょう。
メイン画面から「ビデオ」→「ファイル」→「ファイル」→「ビデオを追加...」を選択。ビデオソースの追加という画面が出てくるので、「参照」を選択。
「UPnP Devices」を選択してサーバー名を選択して「OK」。ビデオソースの追加画面に戻ったらもう一度「追加」を選択し「OK」をすれば追加されます。
RPIではデコーダーライセンスの問題でMPEG2TSが「有料」になるとのことですが、CuBox-iでは問題なく再生可能です。
 
 

言語設定では日本語を選択することができるように見える。しかし、デフォルトのまま安易に設定するのはやめよう。その後のメニューの表示も出なくなって、もとに戻すために大変なことになる。まだ確認していないが、フォントをちゃんと入れてからでなくてはいけない。今回はデフォルトのままを落としてきただけの軟弱なインストールなのでとりあえず英語のままで続けよう。

(あとのスクリーンショットにもありますが、音楽のタイトルとかもダメです。解決した暁にはまた紹介をさせていただきます)

WiFiにもちゃんと対応している。何のトラブルもなくスムーズに設定するだけだ。完成度も市販ソフトなみだ。
WiFiにもちゃんと対応している。何のトラブルもなくスムーズに設定するだけだ。完成度も市販ソフトなみだ。
ミュージックプレーヤーとしても充分通用します。日本語のタイトルは、フォントの問題でしょう、化けました。
ミュージックプレーヤーとしても充分通用します。日本語のタイトルは、フォントの問題でしょう、化けました。
ストリーミングのTVの再生、WiFiでもきっちりと再生できました
ストリーミングのTVの再生、WiFiでもきっちりと再生できました
ブラウザからのアクセスで、コントロール画面が表示される。これでスマホをリモコン代わりに使える
ブラウザからのアクセスで、コントロール画面が表示される。これでスマホをリモコン代わりに使える
"REMOTE"を選ぶと、本当にリモコンがでてきました
"REMOTE"を選ぶと、本当にリモコンがでてきました
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