IoTメッシュネットワーク評価へのゲートウェイ
ここ5年の間で、IoT(Internet of Things)アプリケーションの急速な拡大は、スマートデバイス、農業、ヘルスケア、輸送、家電製品、生産プラント、ビジネスハンドリングなど、さまざまなドメインを徐々にカバーしています。ただし、インターネットリンクやデータの収集と共有の手段が備わっていないことを主な理由として、まだ参入していない分野の資産がまだ多くあり、その一部は非常に価値が高いかもしれません。
私的金庫や宝石箱などの資産、または医療機器や光学機器などの非スマートなポータブルデバイスの所有者は、これらの資産を追跡および監視できることを望んでいます。こういったニーズに対応するために、Fujitsu Component Europeは革新的なIoT接続ソリューション評価キットを発売しました。
簡単インストール
評価キットには、資産追跡用のアンカーノードと資産タグ、およびWirepasMeshソフトウェアスタックを備えた環境監視用のフルパックセンサーデバイスが含まれています。センサーデバイスは、温度、湿度、気圧、動き、および輝度の監視が評価に関連する可能性がある部屋に配置されます。分散したアンカーノードは、Wirepasプロトコルを使用して、Wi-Fiまたはイーサネットを介してデータを中継するSolidRunのSolidSenseN6インドアエッジゲートウェイユニットに接続されます。 SolidSenseは、Wirepasネットワークツール(WNT)を含むクラウドベースのWirepasメッシュソフトウェアパッケージに「out of the box(箱から出したら)」すぐに接続できます。これは、Wirepasメッシュポジショニングエンジン(WPE)と一緒に、Webベースのサンプルダッシュボードアプリケーションが必要なサービスを提供するクラウドセットアップを作成します。
どのように動いて何ができるようになるのでしょうか
すべてのデバイスがインストールされたら、建物のフロアプランをシステムにアップロードし、アンカーノードを検出してフロアプランにマッピングします。このシステムは、資産の場所に関するリアルタイムの情報と、温度や大気質などの環境データを提供し、ユーザーが資産を監視できるようにします。このキットは、インストールと操作が簡単であるため、富士通、SolidRun、およびその他のエコシステムパートナーのデバイスでWirepasメッシュのPoC(概念実証)とパフォーマンステストを実行するためにも使うことができます。
SOLIDSENSE –IoT低電力無線ソリューションの高速パス
SolidSense N6 Indoor Edge Gatewayは、さまざまなソリューションとさまざまなアプリケーションを備えたIoTデバイスのローカルネットワークにサービスを提供するために設計された大規模IoTゲートウェイです。 NXPのi.MX6Arm®Cortex®A9プロセッサをベースにした2つのフィールドプログラマブルノルディック2.4GHzチップ、イーサネット、Wi-Fi、BLE、およびオプションのLTE / GPSモジュールをスモールフォームファクターのエンクロージャー(筐体)に搭載しています。
SolidSenseソフトウェアをWirepasMeshと組み合わせて使用することで、フレームワークはソフトウェア開発なしで、ビジネスアプリケーションに接続されたデバイスを提供します。これにより、通信やテクノロジーの問題にエネルギーを費やすのではなく、ビジネス層と付加価値に重点を置いた、高速で信頼性の高いIoTアプリケーション開発が可能になります。
※現在、発売している地域は、ヨーロッパとアメリカで、日本は未対応です。
日本国内でご検討の方は、japan@solid-run.com までお問い合わせください。
富士通コンポーネントヨーロッパの製品紹介(英文)
富士通コンポーネントヨーロッパの製品紹介(英文)